

多汗症の治療法にはどのようなものがあるのか、見てみましょう。
多汗症の治療の代表的なもの
多汗症の治療は、多汗症の原因・症状によってさまざまな方法があります。
代表的なものとして、
*薬剤治療
*手術治療
*精神療法
*超音波
などがあります。
薬剤治療
多汗症の薬剤治療の、代表的なものとして塩化アルミニウムがあります。
これは、塩化アルミニウムを皮膚に塗ることによって一定期間の発汗を抑えることができます。
しかし、これは、多汗症の原因を取り除くものではなく症状を抑えるものなので、多汗症は完治させることができません。
手術治療
多汗症の手術治療は、原因が分かり、手術以外の方法で治療することができない場合、最終手段として医師がすすめるものです。
また、症状をすぐに完治させたい場合なども行われます。
手術で完治する可能性はありますが、全ての患者、症状に万能なわけではありません。
再発する可能性もあるので慎重に決めることが大切です。
精神療法
精神療法は、多汗症の原因が精神的な問題である場合に行います。
カウンセリングを行い、問題を取り除いていきます。
また、精神安定剤が処方されることもあり、多汗症の原因を治療しますので、時間はかかりますが、完治する可能性が高いのです。
超音波による治療法
超音波による多汗症の治療法は、現在注目されている治療です。
脇の下の汗腺をコントロールされた超音波によって除去していきます。
メスも使いませんし、施術時間は30分程なので、患者にとって安心できます。
また、再発する可能性も少ないと言われています。
しかし、新しい治療法なので、まだまだ実地している医療機関も少ないのが現状です。

