

多汗症とは?
多汗症は、ただ汗かきなのではありません。
多汗症(たかんしょう)の人は、2つある汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)のうち、エクリン腺から分泌される汗が必要以上にでる症状、病気、または体質のことを言います。
その原因は様々です。
多汗症は全身性と局所性あります
*全身性多汗症・・多汗症が全身的に多汗症が起こる場合をいいます。
*局所性多汗症・・手のひらや足の裏、わきの下など特定の部位にだけ多汗症が起こる場合をいいます。
汗は人間が生きていくためには欠かせない機能です。
皆さんもご存じの通り、汗をまったくかかない人はいません。
そのため、どこからどこまでの汗かきが通常で、どれくらい汗をかくと多汗症かの線引きはハッキリしないのも確かなんですよね。
また多汗症といっても症状は人によって大きく違い、手のひら(手掌多汗症)の場合、少し汗ばむ程度の人から、手が濡れるほどの人、汗が滴り落ちるほどの人までさまざまです。
私の場合、手はかなりの汗をかきました。
困った事に、重要な書類を書く時は、緊張で書類が汗でふやけてしまうので、綿の手袋をして、重要な書類は書いていた時期がありました・・

多汗症と思われる主な症状
多汗症と思われる主な症状を挙げてみました
さて、貴方はいくつあてはまりますか?
◎車のハンドルが汗で滑る (危ないので注意して下さいね!)
◎電車やバスのつり革を握ると汗で濡れる
◎パソコンのマウスやキーボードが汗で濡れる(パソコン、壊れないように。。)
◎テレビゲームのコントローラーが汗で濡れる
◎野球のバットやテニスラケットが汗で滑る
◎ゴルフのクラブが汗で滑る
◎携帯電話が汗で濡れる (壊れないようにして下さいね(+o+))
◎暑くもないのに下着(Tシャツ)の脇部分に汗をかく(汗染みができる)
◎暑くもないのに常に手が汗ばんでいる
◎暑くもないのに靴下が濡れている
◎裸足でフローリングなどを歩くと足跡がつく
◎サンダルなどを履くと汗で滑る
◎紙(書類・ノート)に字を書くときに汗で濡れたり破れる
◎教科書や雑誌、新聞が手の汗で濡れたり破れたりインクが付く
◎握手をしようとすると手に汗をかく
◎異性と手をつなごうとすると異常に手に汗をかく
多汗症はまだまだ世間に認知されていない症状、病気です。
「ただの汗かきだろう?」
と思う人もいるかもしれませんが、多汗症の本人からすれば、かなり辛いものがあります。
その人の性格によっては、多汗症のせいで、社会生活を送るのが困難になることもあるのです。
実際、私も小さい頃からかなりの多汗症でした。
小学校の頃はよくいじめられました。
でも、大きくなって大人になった今、多汗症の悩んでいる人は沢山いるんだとわかりました。
それと同時に、色々な対処法もあるんだとわかり、色々試してみました。
今では、あまり社会生活に支障をきたさないくらいにまで、私の多汗症は良くなりました。
そしたら、人前で過ごすのがすごく楽になったのです。
多汗症と上手に向きあえるようになったのだと思います。

自分の多汗症を恥ずかしいと思わないで、そのまま受け入れたら、ずいぶんとメンタル的に楽になりました。
このサイトでは、私の多汗症の経験談を色々、集めてみたので、参考にして下さいね。


